サイクルビート!

基本的に周りの変化に合わせ、もとい流されて今日まで過ごしてきたことも、理由なんです。今更そんな、とお思いになるかもしれないですが。乙女心は下り坂、一方通行。それでも毎日、彼女の心の内では、いろいろなシュミレーション(妄想とも言う)が、繰り返される。

『なんの話?私もいい?』

『あ、私もそこ行ってみたかったの!』

『今日の放課後、空いてる?』

諦めない、前を見て。一歩、一歩。端から見れば情けなくも見えるかも知れませんが、でもね、そこは佳乃さんの素敵なところだと、ベルは思うんです。例え彼女のペースが、周りより遅く、躓くことが多くても、きっと実を結ぶ日が来るんじゃないかなって、思っちゃうんです。過保護ですかね?それでもベルは、彼女の物語のストーリーテラーという立場を差し置いても、応援していこうと思います。

まだ物語序盤ですが、急にまとめちゃった!