喫茶店到着。
店に入る。
まあまあ広い。
ログハウスみたいだなぁ。

「カウンターに座りましょうか」

シンヤが言う。

右から俺、ジン、シンヤの順で座る。


「…え、いや…ジン真ん中に座っちゃうの」
「え?ダメですか?ねぇ、ジン」
「…ああ」

ジンしゃべったぁ!やっと!二言目!

「はなしにくいやろ。早く本題に入ろうや」

シンヤとジン2人はしぶしぶ席を交換した。

「…で、あなたどこからきたんです、ルイ」

「わからない。ていうかこれ夢だろ」

「夢…?私たちは普通に生きてます。実在しますよ。何バカなことを」

呆れた目するなよww

「じゃあここは地球なのか?」

「ここはミラノ星です。地球ははるかかなたにあるみたいですがよく知らないです。ルイは地球からきたのですか?」

「そうだよ」

「…遠いのにな」

ジンんんんww
はじめて自分から言葉を。
こいつアレか、人見知りかい?!

「でも俺はいつのまにかここにいたわけよ」

異世界フラグかよ
いや、違うか 一応地球もあるみたいだからな。

「エスケープ的なあれですか。まぁ、私たちの世界では驚くことじゃないですね」

そうですか。俺はあまりびっくりしないがね
嬉しいもんだ、あんな腐った世の中こりごりだ。

「お前ら何才?俺16」


「奇遇ですね。私たちも16です」

「えっお前16?シンヤ。ジンはわかるけどよ」

するとシンヤの目の色が変わる。

「私はチビじゃねェェェェ!!!」

暴走した。店壊れるからやめたまえ。

シンヤは謎のステッキ?杖?をふりあげ
光線をだしてくるww

「ちょ、やめ!俺チビなんていってな…」

「黙れェェェェ!!!」

どんだけコンプレックス!!うぉい。

ジン黙ってみてるなよ!!

光線が俺にとんでくる。
え 俺、死…
死を覚悟して目をつむる。
つか死ぬの?
夢であってくれ!

するとだ。
俺の前にバリアが。
ナニコレぇ。

「な!ルイ魔法が使えるんですか?」
正気になったシンヤが驚くようにいう。
俺を殺すつもりかコルァ。

「え俺魔法とかしらんよ。俺がこれやったん??」

「そうだと」

うぉぉい!!俺すげえよww
魔法ktkr

「珍しいんですよ。魔法は。この世界で使えるのは私が知ってるので4人ですから」

「…5人目の、魔法戦士」
ジンが呟く。
ナニソレかっこいいね。

「そう…かもしれませんね…。」

「何それ?さすが俺。完璧だな」

「ナルシストですかルイは。でも魔法戦士は先ほどもいったように稀です。そして、5人の魔法戦士が集うとき、新しい道が開かれる、と…古き伝説書にかかれています」

「フッ、それが俺か…」

いきなり急展開どす。