「部長の話が長くて・・・」 「なんか奢れよ」 私がいい訳しているのもかかわらずに・・・ 「なんで、奢らなきゃいけない訳?」 私が不満そうに言うと、 「俺がお前のことを待ってやったんだぞ」 ーゾクっ ハルの顔がなんか怖い。 「お前の頼みごとはきいてんのに、俺は頼んじゃダメなのか?」 笑ってるんだか、怒ってるんだか・・・ 「・・・奢らせてください」 私はそのオーラに負けてしまった。