「お前が落ち込むなってー」 と髪をワシャワシャされた。 「だってー・・・」 私が言葉を詰まらせると、 「俺が付き合ったら、お前の登下校独りぼっちだろー」 「御独り様をみるのは、ゴメンだからねー」 と鼻で笑ったように言うから・・・ 「もぅーーー!!」 私はハルを叩いた。 「俺がそーしたかったからいいの。」 ハルが真剣な瞳で言ってきた。