桜が舞い散るこの季節。




澤田 優衣は・・・






高校生になりましたー!!








「おい、ユイ。」







玄関の壁にもたれかかって、私を呼んでいる男。





「いつまで待たせる気だ。」






ちょーオレ様男の真田 波琉。






「スミマセンでしたー」





私がふて腐りながら言うと・・・






「はい。」




ハルが私に物を差し出した。