「後悔してもしんねーぞ?」

私はニヤリと笑ってから
ふすまに隠れて見ていた哲に呼びかけた

「おい、私に刀を」


「御意!」

その言葉と同時に私の方へ刀が飛んできた。
パシリと片手で刀を受け取ると、躊躇なく刀を抜いた。


「こんの不孝者ー!」


そう叫びながら私に飛びかかってきた。