「一般人になれるわけがないだろ!?」


「自分の人生は自分で決めるの!?」


「こんのバカ孫がぁ!!」


「くそじじぃに言われたくねぇんだよ!」


私の意見を聞いてくれないお祖父ちゃんに腹が立ちすぎてぶりっこが剥がれていく。


そして、お祖父ちゃん……否。くそじじぃは近くにあった日本刀を手に持った。


「……おい。くそじじぃ。どういうつもりだよ」


私も立ち上がる。


「このわしに勝ってからワガママ言うんだな。」


そう言いながらスゥッと刀を抜いた。