少したじろぎながら


「私は普通の女子高生に憧れてるんだって」

っと、それだけ答えた


すると、哲は「そうですか」と一言だけ呟き

その後は無言で手当てをしてくれた



……私は14代目になる気なんて

さらさらない。



だって、今は平和だし

裏の世界になんて行きたくない。



お父さんやお母さんは
海外に行っている。


なぜかって?

私もそんなに詳しくはないが
マフィアと連んで、組を活発化させるためらしい。



だから、私が継がなくても

別に大丈夫なんだよ。



だって、
ここにはお祖父ちゃんもいるんだもん。