「おじいさん。おやめください。

綾乃は女の子なんですよ」


今まで黙って私とくそじじぃを交互に見ていたお祖母ちゃんが止めに入る。


「ウメちゃん。これはわしとバカ孫の問題じゃ。邪魔せんといてくれ。」


くそじじぃは私を真っ直ぐ睨みながらお祖母ちゃんに言った。


「綾乃!!若頭として立派に勤めろ!」


「いい加減なこと言うな!

早くくたばれ!」


2人で罵りあいながら、私達は刀を交わらせていた。