怖いよっ!



これは言わないと危ないっ!




「ろ、6回です!6回!」



「6回......?」



川野くんの顔が更に怖くなる。




い、言わなければよかったーっ!




「......やっぱりお仕置き」



「えっ!本当の事言ったのに!?」



「黙れ。今襲われるか、今日俺の家に泊まるか。どっち?」




何その選択肢!



両方危ないし!




「え...。両方一緒なんじゃ......?」



「美園に拒否権なし」



何で!

拒否権ください!




「や...っ......」



いきなり川野くんに、壁に押し付けられた。



ちょ...、ここ帰り道!