「……んーっ」
起きると、窓から入る日差しがまぶしい。
きょろきょろと見回すとアナログ時計が目に入った。
「9時…18分…」
7時間しか寝てない……(←基本10時間寝る人)。
「あ、起きた?」
「ヒナちゃんっ。ごめんね?また夕鬼が迷惑かけちゃって。私からも言い聞かせなきゃっ…」
「大丈夫大丈夫!!面白いし!」
ヒナちゃんはお嬢様ながらにとてもいい人です…。
「あ、そういえば今日高校入学のお祝いするんでしょ?ご両親待ってるかもよ?」
「う~ん。そだねぇ…、帰る。ありがとね、ヒナちゃん」
ヒナちゃんにお礼を言って着替えてから、倉庫を裏口から出た。
みんなに見られても困るからね。
裏口と言ってもヒナちゃんちを回ってく方だから、ヒナちゃんちから出て来たように見える。
「ふわぁ~っ…」
一応ヒナちゃんちのレモンティーのおかげで二日酔いは無いんだけど…。
眠いよぉ……。
ピピピピピ―――
あれ…蘭から電話だー?

