来たのは総長室。
といっても俺と日向の休憩室みたいな?
日向が開けたのか窓が開きっぱなしで、まだ少し涼しい風が入り込んでいる。
「…っと、で?なんの話だろーかね?」
「総長……なぁ、高野だろ?」
…やっぱり、な。
ま、そんないいかたしても、答えてあげないけどさ?
「誰のことを言ってるのか、わかんねぇな?」
「…そうそう、すぐには答えてくれないとは思ってました」
当たり前。
「俺は俺。夕鬼でしかないんだよ。俺ぁその高野ってのも知らねぇけど、俺の素性なんて、気にしたって意味ねぇぜ?
俺はいつだって俺。このことがかわることもねぇ。
なぁ?空。
イイ子過ぎるのもダメなんだよ」

