めんどくさい…じゃなくて…


充実した、一日を終えて、寮に帰ろうとしてるとき…。


「あっれ~?あれ、渚じゃね??」


「あぁ~。ほんとだ!渚っちだ^^」


渚っち…どっからきたんだよ?


「一緒に帰ろーぜっ!どーせ一緒なんだろ?」


「そーだよ!一緒に帰ろ~♪」


「ごめん。私、自分の部屋知らねーから。」


「お前の部屋。104号室だから。」


「え?」


話しかけてきたのは、なんとあの金髪だった!


「お前、話せんだな?」


「ったりーめだろ?」


「じゃぁ、さっきなんで話さなかったんだよ?」


「あぁ?んなもん、めんどくせーからに決まってんだろ?」


「お前、まぢ、俺様なんだな?」


こいつ、名前…なんだっけ?


金髪………。ま、いーや。


あいつも、私の名前覚えてなさそーだし。


「渚。」


「え?」


「だろ?おめーの名前。」


「え?あぁうん。」


んだよ。いきなり話しかけてきて…。