渚side


さすが、パパは強いな…。

私も当てなかったけど、パパにパンチも

当たらない…。


私は、汗をかいて、お姉ちゃんと交代。


でもやっぱり、お姉ちゃんも強い…。


「渚…お前、何者なんだ…?」


「怜…びっくりした?私のパパは王龍の初代総長。

 ママは知っての通り最強ヤンキー。

 お姉ちゃんもこの辺じゃぁ、名を知られてる。

 たぶん、怜たちも聞いたことあるよ。お姉ちゃんの名前。」


「お姉さんの名前、なんていうんだよ…?」


「「綾世」」


気が付けば後ろにいたのはお姉ちゃん。


「お姉ちゃん、終わってたの?」


「うん。渚、いや…華愚夜勝負しよう。」


「いいよ。」


私は、お姉ちゃんとタイマン勝負。


皆はあんぐり顔。