渚side


しまった。先に注意しとくべきだった…。


お姉ちゃん…かわいいものには目がないから…。


尚はわかるよっ!?かわいいもん!でも

なんで、颯…?なんで、金髪…?そんなことが頭の中に浮かんだ。


「ねっ!渚っ!この子たちの名前はっ!?」


「こっちが尚。こっちが颯。」


「渚っち…助けて………」


「離せ…馬鹿…」


「この子、今、私にバカって言った?」


お姉ちゃんは手を放すどころか逆に強くした。


「うっ…」


尚が可哀想…。


「お姉ちゃん。離してやってよ。」


「あっ!ごっめーん♡」


樹、怜、蓮 (この人、怖い…。)内心思った3人…。



「とりあえず、私の部屋に行くから。」