尚side


おっきなお家ぃぃ~。


ここが渚っちの家だなんて思わなかった。


渚っちの後ろについて、家の中に入ると、

いきなり渚っちが後ろを向いて


「ここの家族私より酷いから。」


と、一言。


何のことか全くわからないまま、階段を上がる。


すると、「みんな後ろ向いてっ!!」と、渚っちの大きな声。


みんな咄嗟に後ろを向く。でも、耳だけは働かせる。


「お姉ちゃんっ!!そんな恰好で出てこないでよっ!!」


「いいじゃん。私の勝手でしょ?」


「でもさ、せめて服ぐらい着ようよっ!!」


お姉さん、、、どんな格好してんのっ!?


「だって、熱いもん…。」


「でも、私の友達が遊びに来てるのっ!!」


「あっ。後ろの5人??」


「そうっ だから最低でも服ぐらい着てよっ!!」


「わかったわよ…。」


なに…?この姉妹…。

どんな会話してんのっ!?僕たち男の子だよっ!!??