颯side 渚の家に遊びに行く日は結構早く来た。 俺は内心わくわくしながらカバンに荷物を入れ込む。 あの後、渚からメールが来て、 「一応、泊まる準備持ってきて。」 と、そっけないメールが来た。 これが女子のメールかよ…。 と、思いながらも内心嬉しかった。 その日は、次の日に備えて早く寝た。 それから3日後の土曜日。 俺は大きな荷物を持って、渚の部屋の前に集合した。