渚side


なんでこんなにドキドキしてんの?

私が颯に…?でも。この気持ち…


なにかで味わったことある。


…そうだ、怜の時もそうだった…。

怜のこと考えると、こんなふうに胸がキューって

締め付けられるみたいだった…。


この前は怜で…今は颯…。


なんで、こんな気持ちなるんだろう…?

変なの…。



「渚っち…渚っち?渚っち!?」



「え?」


尚の声で我に返る…。


「え?ごめん。何?」


「どうしたの?ボーってしてたよ?
 
 大丈夫??」


「うん^^大丈夫♪」


ぼーっとしてたんだ…。