渚side


目が覚めると、私がいたのはベッドの上。


しかもバスタオル姿。


「なんで、私、こんな格好してんの?」


私は起きたばかりの頭をフル回転させる。


でも結構すぐに思い出した。


私また、貧血で倒れたんだ…。これで何回目だろう。


「へっくしゅ!!やば…」


変なくしゃみ出た…。

早く着替えよ。


私はバスタオルを取って、部屋着に着替えた。


髪を溶かして、バスタオルを入れに行こうと、

リビングに向かう。


そこにいたのは、あの5人。


「なんで…いんの…?」