好き…??好きっ!?
えっ?何思っちゃってんのってばっ!
意味わかんねぇー…。
しかも、誰が誰を好きなんだよっ!?
おかしいってっ!
俺は、体操服を脱いで、渚みたいに
風呂に入ろうと、部屋に戻った。
俺の部屋は渚の隣…
103号室。
ただ、隣に居るだけなのに、息を呑んでしまう。
ガチャ…
部屋を開けて、服を脱ごうと服に手を伸ばした時…
「きゃぁぁぁー!!!!」
聞こえたのは、女の悲鳴…
「渚っ!!!!」
脱ごうとした手を止め、勢いよく
部屋を出たっ!!
「渚っ!!」
ばんっ
と、渚の部屋のドアを開けた。