「渚ぁ~。学校の時間だよぉ~」


お母さんに呼ばれて、一階のリビングに


向かって、走る。


「荷物は持った?忘れ物ない??充電器
 大丈夫???お父さんに学校のこと…」


「聞いたから大丈夫っ!!!」


「いってきますっ」




私は大きなキャリーケースを持って、


家を出た。


「気を付けてね??」


「うん。連絡はするから!!」


私はお母さんに見送られながら、


学校に向かった。