渚side


メイド服って、こんなにめんどくさいのっ!?


カチューシャとかさ、エプロンとかさ…

めんどくさいなぁ~。


颯たちも執事服…着るんだよね…?

やっぱ、かっこいいんだろうなぁ。

でも、尚は執事服より、メイドさんのほうが

似合いそう…。って、本人に言ったら怒られるかな…??


「あっ。できた…。」


でも、メイド服は着れても、髪の毛がなぁ~。

どうなんだろ??

ちょっとくらいいじっても大丈夫かな…??


と、思い、鏡を前に髪の毛をいじりだした。

カチューシャがあるからあんまり派手な髪型はできない。

から、今でいう「akb48の渡辺 麻友」的な髪型…。


「ダメだ…残念すぎる…。」


そんなことを呟いたとき…。ドアの向こうから多数の足音の音が…


ま・さ・かっ!?!?


「渚っちぃ~♡出てきてよぉ~」


「絶対にやだっ!!」


こんな姿見られたら、絶対に颯に馬鹿にされる…。

そんな時、ガチャと、いう音が聞こえた…。


「おいっ!!尚っ!!」


えぇぇぇ~!!!??まさかの乱入ですかっ!?