樹side



「あざぁーす☀」


「おっはよう^^樹ぃ~♡」


朝っぱらから、ハイテンションなのは

尚。こいつは、男子の俺でもかわいいと思う。


「あ。おはよう。樹。」


「おう」


たった、僅かな挨拶だけど、渚から挨拶をしてくれた日には

少しテンションがあがる。


「ねぇ~。ねぇ~。今日、文化祭決めるんじゃないの??」


「おぉーす。」


「ざーす」


「…」


それぞれの個性的な挨拶で誰かわかる。


「おはよう^^蓮ちゃんっ!颯っち!怜ちゃん!」


「おう。」


んで、いつも朝から渚に絡みにいくのが颯。


「今日、文化祭、きめるんだって??」


「しらねーよ。俺に聞くな。」


「あっ。そうだった。颯に聞いたのが間違いだった…。」


「んだと、てめー」


「でも、文化祭楽しみだねっ!!」


「は?俺、でねぇーし。」


「俺も、」


「僕もっ!!毎年出てないよ^^」


「俺も…」


「じゃぁ、樹もっ!?」


俺は頷いた。