5人side


尚 「ゎぁーぉ。渚っち…怖ぁーい。」

蓮 「嬢だけは敵に回したくねーな。」

怜 「俺たちより、強いんじゃないか?」

樹 「それ、俺も思う。さっすが…っていいのか?」

颯 「なんでぇ。結構強いじゃねーかよ。

    今度怠慢(タイマン)申し込んでやろうじゃねーか。」


5人は、少し離れたところから渚の怠慢を見ていた。


5人の耳に聞こえるのは、将太の苦しむ声と、

渚が叩く音。


さっきまで弱っていたとは思えない。


蓮 「とんでもねぇーお姫様だな。」

尚 「蓮ちゃん、甘ぁ~い♡」

樹 「蓮、お前そんなくさい台詞吐いて、恥ずかしく

   ねーのかよ??」

蓮 「この調子からして、恥ずかしそうに見えるか??」

怜 「お前が、恥ずかしがるとこを見たことがないな。」

颯 「そんなこといってねーで。帰ってきたぜ?
   
    蓮曰くのお姫様とやらが…」