「それで、最近の女子がほんと、うぜーんだよー」
片桐は鼻をかみながら言う



カチカチ…
















原はさっきシャーシンをつまらせてこわしてしまったシャーペンに夢中で片桐の声が聞こえてない。



「おーい、原?」

片桐は隣にいる原の机をペンでトントンとして言う


「ん、なに(-.-)」

原はシャーペンが直らないのか軽くイライラしてる…


「お前、俺の話し聞いてたか?笑」
片桐はシャーペンを直すのに夢中になってる原を覗き込みながら言う


「聞いてなーい」


「ま、お前じゃ聞かねーか」
あきれたよーに、片桐が言う