「あああ、あれは隆裕ではないか…?」 指差す方を見る羽田くんの顔が変わってく。 「二股…」 ぼそっと呟かれた言葉があたしの心を突き刺した… 「えぇ…」 絶望してると、ぱげてしまってるサラリーマンに背中を押され、 デジャヴというか。 羽田くんに抱き締められた。