「なんか…って?」 「顔がねー余裕ないよ、すっごく」 余裕のある顔で言う雅人さん。 「いやぁー気のせ「無理すんなって」 頭の上に手がのせられる。 「何、喧嘩でもしたの?彼氏と」 「いや、その逆…なんだけど、明日で終わっちゃうかなぁって感じ?」 「何それ」 「んーあたしもわかんないや、」 少し渋い顔をする。 「…明日の夜、○○でバイトしてっから」 それだけ言い残して歩いていく雅人くん。