「ずっと…ずっとずっとずっと、 好きだったから、 でも先輩を拒んだら…」 今のあたしには、 『今の七草晴香』が、強気な悪そうなキンキン煩い七草晴香には 見えなかった。 だから、少し信じてみようってそう思った。 「ずっと…それだけ伝えたいのに…、タカくんを見ると だめ、みたいで」 コンクリート臭い。 「あんたがいる場所はずっとうちだと思ってたのに、悔しくて、悔しくて、 堪らなくて」