「ね、秋穂ちゃん。」 「はい」 次の瞬間、 「ありがとね」 フワッと甘い香りがしたと思ったら くるみ先輩の細い体に抱き締められていた。 「え、え、くるみせんぱ…」 「秋穂ちゃんほど良い女の子、居ないよ。」 なんか本当にお姉さんみたいで、 「タカとは昔から仲良しで、弟みたいなもんだから、そんなタカを支えられてんのは、秋穂ちゃんだよ。 タカを救ってくれて本当にありがとう」 くるみ先輩の腕の力が少しだけ強くなった。