次の日の朝。



「なんか頭重いー」



ぼーっとしながら階段を下がっていくと





ずるっと滑る。





「ちょっ…待って…きゃあ!!」





ドン!という鈍い音に肘が痛む。





「大丈夫かよ…」



そこには呆れた顔の大希。






「あははー」



照れ隠しの笑いをしてそそくさと下に下がった。