「あたし隆裕に助けられたんだよ。


色んなこと、支えて貰った。


だから少しは頼っていいんだよ。大丈夫。」





見えないけど、きっとものすごく寂しい顔をしてるんだろうな。






そんな風に思いながら、





背中に手をまわした。







「隆裕しかもう好きになれないし、隆裕を支えたい。いい?」





そう言うと、






「俺、秋穂のこと大好き」





そう言われて首に頭をうずくめる隆裕。