ロールキャベツ系男子に恋してしまった結果。




「うん、舞田雅人さん。四個上、かな?」



「へぇー。」


何かつまらなさそうな顔をしてる。




「はい、お好み焼きと焼きそば」



「ありがと」



お金を払ってもらうと、




「秋穂ちゃんこのあと午後はあいてる?」



「え、うん。空いてるよ」




「じゃ、一緒に廻らない?」




「えぇ?」



今までずっと携帯をいじっていた雅人さんの友達もさすがにポカン、としている。




「おい雅人ざけんなよ」



「悪ぃ悪ぃ、でも彼氏と回る予定なの?」




隆裕くんは今日は丸一日忙しいらしく無理だろう。



「ううん、隆裕くんは今日はずっと忙しいと思う」




「じゃあ…」