ロールキャベツ系男子に恋してしまった結果。




そんなこともあった一週間はあっという間にすぎた。



「看板ぜんぜん切れないんだけど」



今は文化祭の準備中で、




「買い出し誰かー」


「クギ折れた!?」



私たちは焼きそばを外の屋台ですることになった。




委員長が一番客通りの多い所を取ってくれて、大繁盛の予感が溢れてる。


「あたしゴミだししてくるついでに買い出し行ってくるー、何が欲しい?」




「えっと、プリン!」



「アイスー!!」


それぞれが好きな物を言っていく始末。



「待った待った、アイスとプリンと箱買ってくるから」



文句を言われてたら切りがないのでそう言い残して、


ごみ袋に入ったゴミを大量に持って、財布をポケットに突っ込んで走った。