そこは空き教室。 「海の日は、嫌な思いしたよね…ごめん。」 「え、いいのに…そんな、」 「僕さ、秋穂いると理性きかないんだよ」 少しだけ目線を下にさげる。 「え?」 「かわいすぎて、無理。がまん効かない。そんなのと泊まっても…秋穂の体大切にしたかったから」 チャイムが鳴る。 「隆裕くんチャイム…」 「いいよ、大丈夫」 隆裕くんは少し微笑む。 そこまで考えてくれたんだ。 そんなことにも気づかないで、 勝手に胸を痛くして。 何やってるの。 何やってるの、