「んー…あったかいのが欲しいような、冷たいのが欲しいような」



「あれ?秋穂ちゃん?」


飲み物を選んでると、後ろから声がした。



うしろを振り向くと、雅人さんがいた。





「どうしたの?」



「あー…ちょっと友達と隆裕くんが喧嘩しちゃって追い出されちゃって…、」



「そっか、大変だねー」



隆裕くんは大分へとへと。



「あ、バイト終わったんですよね?お疲れさまでした。」


「さんきゅー」



ニッと彼は笑うとじゃねー、と言って、



去っていった。