「ねー、あれカップルで滑るらしいけど乗る?」 隆裕くんが指差した先には大きなスライダー。 ちょうど滑ってるカップルは、「きゃー!!」という甲高い声と共に後ろから彼氏に抱き締められたまま滑っている。 「いやでもあれ隆裕くん相当見せ物になるんじゃ…」 「別に誰も見てないじゃん、楽しそうだし行こうよ、あ、速い系ムリ?」 「それは大丈夫。」 それを聞くと、じゃあ行こう、と言ってウォータースライダーの方へ手を繋いで向かった。