「いやいやいやいや…そりゃあ教えてもらいたいっちゃもらいたい…んだけど!そんなこと言う暇ないくらい勉強するんだってば!中間のときとか、昼休みとか一緒にごはん食べてても教科書にしか構わないし?」 「うわーそれは酷い」 でも隆裕くんの邪魔をするのが一番嫌。 なんて思ってると 「今のうちに話したら?」 そう言って無理矢理教室の入り口まで連行されると、 「いや、ちょ…」 そのまま隆裕くんの方へ投げられた。 「こわっ!待って!きゃ…」