「僕さ、決めたんだ。生徒会長になる。だから、授業とかさぼれない。ごめん」 「うん」 「生徒会長になって、中々一緒にいられないだろうけど…ずっと好きでいてくれる?」 「うん。ずっと応援する。隆裕くんのことずっと大好き」 隆裕くんは少し目を細めて、 「行ってらっしゃい」 そのことばにあたしは頷くと、 急いで学校から出た。