「親友として。麻川さんのそばにいてあげないと」 振り向くと、優しい顔をした隆裕くんがいる。 「…七海、どこ病院?」 『え、△△病院だけど…』 「わかった。」 電話を切る。 「隆裕くんは…そうだよね。授業さぼれないもんね」 悲しい顔で頷く隆裕くん。 ゆっくりと口を開いた。