なんとか先生をあしらい、そわそわしながら七海の連絡を待つ。 昼休みになってもまったく連絡はこない。 「…」 「秋穂…?大丈夫だと思うからさ、取り合えずごはん食べなよ、ね?」 「でも…っ」 「大丈夫だから」 隆裕くんに抱き締められて、少しだけ気持ちが落ち着く。 「わかった…とりあえずごはん食べる」 お弁当を開くと、一気におなかが減った。