「はい、どうぞ?」
そう言うと原くんは自分のと隆裕くんの携帯をだして、
何かいじると、
「お前の携帯に俺の連絡先入れといた。七海見つけたらすぐ連絡。いいな?」
それだけ言って原くんは外へ走っていった。
もしかして、原くんって本気で…
「秋穂はあんま裏道とか探すなよ」
それだけ言うと隆裕くんも走ってく。
ここら辺、不良とか柄悪い人たち多いもんな。
しかも大分暗くて、原くんが焦るのも無理ない。
あたしも気を付けよ。
そう思って表道で探してると、
「姉ちゃん、いいじゃん?ほら、素直に車乗れって」
「やめてよ!あんたらあり得ない…!」
そこには車に押し込まれそうな七海がいた。

