「わかった。ゲーセン行こう」 隆裕くんは、目を細めると立ち上がった。 「ゲーセン行って何する?」 「んー、一番家から近いから言ったんだけどね。取り合えず色んなところ回ろっか?」 着くと、騒音だらけの場所。 見ると、太鼓の変人が空いてる。 「隆裕くん、あたし太鼓の変人やりたい」 「いいね、やろっか」 そう言うと二人で100円だまをそれぞれ入れた。