「あ、え?」 「すげー今寂しい。秋穂が俺から消えそうで怖い」 「大丈夫。」 隆裕くんの手は冷たい。 それを少しでも暖めたくて、強く握る。 「あたし、絶対裏切らない。隆裕くんのこと、離せない。」 その言葉を聞くと、隆裕くんはあたしを隆裕くんの方に向かせて、 キスをした。 角度を少しずつ変えて、何回も唇が重なる。 リップ音と酸欠が襲う。