「あ、秋穂おはよう」 「隆裕くんおはよ」 「ちょっと髪巻いたでしょ?あと髪色明るくしたね」 え? わかった…? 「正解だけど…」 「あーお前らラブラブすぎて呆れるわ!俺先に教室行ってるぞー」 羽田くんはそう言うと自分の教室へ行ってしまった。 「あ、一昨日はありがとね」 「海のこと?あ、そうそうじいちゃんがまた来いって。とことん美人が好きだからなー」 そう言うと予鈴がなった。 「じゃあ、また昼放課にね」 「うん、また」 七海… まだ帰ってこない。