「へ…え?」 耳が真っ赤な彼。 「それって…本気?」 あたしは下を向いて、 頷く。 「やべ…」 波の音だけが静かに響いて、 「俺も大好き」 下を向いているあたしに、 赤坂くんの顔が少し近づいてきて、 唇が重なった。