「はあ、美味しかったーごちそうさまでした」
「うまかったね。ごちそうさま」
「さてと、俺は家かえってテレビ見とくから二人で自由になー?」
店を閉めるとおじいちゃんは家の方へ帰ってしまった。
「食べたし動こうか!」
「そうだね」
そう言うと赤坂くんは待ってて、と言って一旦家へ戻ってしまった。
「お待たせー。これ、ビーチボール」
と言うと投げてきた。
「う、うええ!?」
なんとか返すけど、
「ほんとに運動音痴なんだね」
なんて馬鹿にされた。
「うっるさいなー!」
なんとか思いっきり返そうとするが下手すると空振りしてしまう酷さであった。

