my sweet love~second~



私が目覚めたのは龍より早かった


隣を見るとまだぐっすり眠っていた
今日は仕事がないって
昨日話してたから起こさないでいた


熱はまだあるみたいで
体の汗が尋常じゃない

夜中に用意してくれた氷嚢も氷枕も
中身の氷が溶けていて
私の体温に取られたのか
まったく冷たくなかった


そういえばと思い出したのが
貧血が起きないのは
龍が出血を抑える薬を
点滴でいれたらしい

昨日龍と智が話してるのが聞こえた


熱はその副作用でもあるんだって


体、よわいなぁ…
改めて実感した


気がつくと私の目からは
涙が零れ落ちていた

また龍に心配かけるからって
泣きやもうと思えば思うほど
次から次へと涙は落ちてくる

どうにか声を押し殺して
泣き続けていたけど
それでもやっぱり龍は
起きてしまった

「ゅず?どうした?大丈夫か?」

私は泣きながらだけど
必死に龍に思った事を話した