眠れる気はしなかったけど 眠ったふりをしていた ふと気がつくと 龍の静かな寝息が聞こえてきた 龍が眠れて安心した 眩暈もほとんど消えてきて 今は体の熱さと 頭に響く鈍い痛みだけになった じっと耐えていると だんだん感覚が鈍ってくる 自分の体温さえ見失う ただ一つだけ変わらなくわかるのが 隣にいる龍の体温… 龍が隣にいてくれるだけで 私はこんなにも安心するんだ… きっと私以上に私を知っている龍 私も龍以上に 龍を知ってる人になりたいな… そんな発想をしながら 私は夢の世界に落ちていった