校庭に向かうと
私達のクラスの保護者が
まっていてくれていた


その中でもすぐに
私は龍を探し出すことができた


何も話してなくて
待たせたのに笑顔だった


ちなみにうちの両親は
仕事でこられないけど
龍くんが居るからいいよねって
いっていた笑

それぞれがそれぞれの
保護者の方へと向かって行き
私達3人もあの三人の方へと
向かって歩き出した

事情を知ってる先生は
いつもの優しい微笑みで
私達を送り出してくれた


やっと止んでいた私の涙も
先生の優しさに打たれ
またもや涙腺が潤んできた

そして龍の元につく前に
泣き出してしまった



「今日の柚は泣き虫だね笑」

「ほんとだよ笑
泣きすぎだよもう!笑」


「だって…泣」

「おかえり」
だっての続きを言おうとして
優しい声が聞こえてきた


龍たちもこちらに
向かってきてくれていて
私達は3人の暖かい声で
号泣してしまった