ピッピッピッピッ
規則的な機械音で目が覚めた
まず目に入ってきたのは
今までに何度も見てきた白い天井
あぁ死ねなかったんだ…
皆にまた迷惑かけた…
こんな私なんか死ねばいいのに…
龍の笑った顔が好きだった…
でもその顔は私のせいで消えた…
よく考えると
卒業式前日、龍の笑顔を見た
でもそれはみんなが居たから…
私の前ではもうずっと笑ってない…
心配したかおばっかり…
最後に龍に笑って欲しい…
私なりの努力をしようと心に思った
少しの時間も経たないうちに
私の視界に慌てた五人の姿が入った
「ゆずっ…」
覇瑠と悠の目からは涙がこぼれていた
智と壮も目が赤い…
龍は…
龍の表情は不安そうで、
でも安心したような複雑な表情だった
「ごめんなさい…」
酸素マスクで声が出しにくい中で
精一杯出した声だった

